弥生の群像

鳥栖市民劇団 弥生の群像

鳥栖市民劇団初公演。

弥生時代の後期、三世紀ごろ、内海を臨む倭の国の村(吉野ヶ里を想定)に、戦乱を逃れた異民族一行が上陸。原住民の暮らしに溶け込みながら、一行は青銅鋳造の技術を原住民に伝え、邪馬台国の女王卑弥呼の視察を受けるまでになり、やがて鳥栖安永田に進出、鋳造所を設けるまでに発展する。

一方、異民族の若者真寿等(マスラ)と、原住民の村長の娘サクヤは、いまはその小国の王と妃として国を治め、自分達と一族の墓となる田代太田古墳を築く。

その落成の宴が唄と踊りの大円団となる。