日本が誇る時計メーカー、SEIKO(セイコー)の40年以上前に作られた目ざまし時計、コロナのデザインが今アツい!
価値観というのは自然と使っているが説明せよと言われれば難しい。モノのデザインは時を経るごとに常に斬新なものに進化するのが世の中の常。その法則に従えば40年以上前に作られた時計のデザインなんて過去のモノの筈なんだけど。
何故にこうも惹かれるのだろう。
デザインや数字や針や色使いなど、あらゆる箇所が現在のデザインを凌駕している様な。
んで、40年以上前に活躍していた時計が今もこうして現役バリバリなとこにロマンを感じる。
この時計の構造と現代の時計の構造を見比べてみると分かるが、現在の安価かつ大量生産方式で作られた製品に比べ驚くほどしっかり作られている。
こんな感じ。鉄や真鍮を素材としているのでそう簡単に壊れる事がまず無い。現在の時計はプラスチック製であることがほとんど。動力源が電池ではなくぜんまい式なのでちゃんとメンテナンスしてあげれば基本的に壊れない。
大量生産・大量消費のライフスタイルが見直され、ひとつのものを大事に使う考えを持つ人が増えている今、昔の製品にこそヒントがあるのではないかと思う。