標高およそ900mにある町、高野山。
急勾配を終えると不思議なほど平坦である。
ここが標高900mの地なのかと思ってしまう程平坦な土地、まさに天空の町。
そしてここには数か所、ユネスコ遺産が存在するのだ。んで高地だけあってこの辺りは一面紅葉、なんて奇麗な事!
ユネスコの中の一つ、金剛峯寺。小説「空海の風景」を読んでからというもの、どうしても訪れてみたかった場所の一つである。真言密教の宗祖、弘法大師こと空海上人がひらいた寺。全世界に約4000ある真言宗の総本山の格式の高いお寺。
普段は観光地に金を払って入るのが嫌いなんだが、この日はちょっと入りたい気分。
内部は撮影厳禁の場所が多いので全てを伝える事が出来ない。
中は雪舟作の美しい襖絵や、その昔、天皇が訪れた際の応接間として充てられた金箔張りの部屋など拝見、いやぁ溜息しか出ませんな。
これはまた美しい枯山水だこと!
・・・と思いきや、これは雲海の中の雌雄一対の龍を表現しているのだとか、ハハァ。
さて、高野山は入口の大門をくぐっておよそ1キロ歩いて金剛峯寺、さらにそこから3キロ歩くと終着点の「奥の院」に辿り着く。
そして奥の院へ向かう手前2キロから参道が始まるが、その参道からぐっと心に響く道が始まる。。。
この2キロ間、杉の巨木と見渡す限り、約20万基の墓碑があり、高野山信仰の厚さをうかがい知る事が出来る。とても静か。
薩摩藩や我が鍋島藩など名代の城主の墓碑も点在してる。
参道を終えると、これからが奥之院の最奥・奥之院御廟へと入る。
ここが大師信仰の中心地となる、まさに聖域である。御廟では今でも弘法大師さまがおられて、永遠の禅定にはいっていらっしゃるとのこと。
なので我々は入るときは必ず脱帽、一礼しなければならない。撮影などもってのほか。
なので撮影はこの橋のところまで。この奥に聖域がある。
ここから先は皆さんで行って感じてもらいたい。