年末年始の慌ただしさが落ち着いた頃、佐賀市富士町の熊の川温泉へ浸かりに行った。熊の川温泉は佐賀でもそこそこ名が知られている温泉郷、古湯温泉のひとつ下ったとこにある温泉地である。古湯・熊の川温泉郷と呼ばれたりする。
ここの温泉の一番の特徴は『ぬる湯』であること、要するにぬるま湯なんですと。以前、知人がこのぬる湯に入った事があり、最初はかなりのぬるさを感じたが長時間入ることで体がポカポカしたきたという話を聞いたときからこの温泉に興味を持っていた。
私が入った浴場は公衆浴場のような所。入湯料は700円、一般的な公衆浴場と比較するとやや高め。
風呂場は浴槽が3つ。ぬる湯が2つにふつうの湯が1つ。
実際に浸かってみた。
………思わず『ヒャッ!』と叫ぼうかとしたくらい寒い寒い!
真冬ですからね、ぬる湯であっても体感温度は水並み。となりの熱い湯が恋しかったが、ぬる湯でポカポカを体感したかったのでひたすら浸かり続けた結果は、、、
風呂上がりが鬼のように寒かった。
冬に冷えた体を芯から暖める風呂ではないようだ、ぬる湯ですからね。また夏にリベンジしたいと思わせる温泉、熊の川温泉であった。