天岩戸神社は天孫降臨の地として知られる宮崎県高千穂町にある。余暇ができたのでフラッと行ってみた。家からバイクで8時間は長かった。。。
高千穂は神々が降臨された場所なのでどういう町なのか想像が膨らんだが、現在は高千穂町民の住みかとなっているのでコンビニあり、ドラッグストアありの鳥栖となんら変わらない風景の中から少し外れた所にこの天岩戸神社はある。
大きな鳥居を抜けるとすぐ左手に見え右手のが天岩戸神社西本宮。これより約50m先に天岩戸があるらしい。この天岩戸がご神体となるので本殿を持たない造りなんですと。。。そして天の岩戸は一般公開はされておらず、社務所へ申し込むとお祓いを受けて上でなんとなぁくの場所から見せてくれるらしい。
そもそも神話でも有名な下り、天岩戸とは何ぞや?
これをざっくり説明すると、スサノオノミコトの幼少時代、海原を治めなさいと命じられたが自分は母の元へ行きたいと暴れ出す。これにお怒りになったスサノオの姉の太陽の神・天照大神が穴に入って岩でドア代わりにして引きこもり世界が闇に覆われた。こりゃいかんと八百万の神々が天安河原で相談し岩戸の前でダンスパーテーをしようと決めた。自分が引きこもってんのに何楽しそうにしてんの?と気になった天照大神が岩戸を空けた隙を突いて引っ張り出して世界に光が戻った、めでたし、という話。
神社を抜けると神々が相談場所に使った天安河原へ行く事が出来る。
山道へ入るまでは色んなお店が連なっていたが、、
「あまてらすだご屋」ってすごいネーミングじゃない!?
神々も食したのだろうか、何か御利益があるのだろうか、、せっかくだから買っとけばよかった。
清流沿いを歩く事約5分で天安河原に到着する。
透明感があり神々しさを感じる、神々の残り香がするような気もする。とても来て良かったなという気分になった。
神々への畏敬の念は日本人の原点、きっとそれはもう遺伝子レベルの話。これを機に古事記でも読んでみようかなとも思った。
神話を劇化するのはスケールが大きすぎて難しそう。一歩間違えたらお笑い芸人のモンスターエンジンのネタみたいになりそうだから要注意である。