鳥栖でいちばん大きな夏祭り「まつり鳥栖が」去る七月某日に行われた。
まつり鳥栖の日は鳥栖駅前の本通り筋商店街、及び大正町・東町の商店街が昼夜にかけてホコ天になる夢のようなお祭りである。
内容はというと、まつり鳥栖会場内のそちこちで歌やダンスのショーが催され、青年会や婦人会、テキ屋がごくありがちな料理を出す。さしずめ博多どんたくの鳥栖版といったところだろうか。
時が経つにつれて、まつり鳥栖への来場客が増えるのだが、開始早々はあまり人がいない。ほとんど知られてないがまつり鳥栖には開会式があり、鳥栖市長はじめ重役の方々の有難い挨拶があるのだが、ほぼ誰も見ていない。だってまだ誰も来ていないから。
私は鳥栖本通筋商店街振興組合としてパレードに参加した。軽トラに太鼓一台という残念な我がパレード隊に皆で失笑した。というのも昔は4㌧トラックに土台を組んで飾り付けを施し太鼓を四台ほど積んで約20人の衣装を纏った太鼓隊で大賑わいだったからだ。
見てくれはともかく、太鼓を叩くは一所懸命!小倉祇園太鼓を少し意識したけど観客の皆さまには伝わったであろうか?
やはり人前で太鼓を披露するのは気分が良い。是非今後の鳥栖市民劇団の公演にも太鼓の場面を織り交ぜて貰いたいというは私のたっての願いである。