こんなにもアツいのに、みんな見に来ればいいのにって思ってしまうお祭りランク1位と言えば、、そう鳥栖山笠。
山笠キチの私としてはこれを見なくちゃ夏が始まらないってくらい大事な夏の風物詩。
鳥栖山笠とは、昭和3年に始まる鳥栖駅付近の5町1区の六つの山車が町を勇壮に走り回るお祭りのこと。
博多山笠より一回り大きいサイズで、SLの「弁慶号」などの山車が珍しい所。
件の弁慶号。山笠にSL?と侮るなかれ。これを実際に目の当たりにすると勇ましく男らしい佇まいなのだ。
鳥栖山笠最大の見せ場は「がぶり」である。
がぶりとは、山を上下に激しく揺さぶる鳥栖山笠技法のひとつ、擬音語は「ガッタンゴットン」。小さいころからの鳥栖山笠キチであれば誰もが納得する擬音語である。
がぶりの最中、それぞれの山たちはまるで生きているかのよう。その大きな音と迫力は決して写真では伝わらない。
近年の山笠奉賛会の方々の絶え間ぬ努力で鳥栖山笠はより個性的なものになる為のケミストリーの最中のようだ。
そして京町山笠にて、京若会の重要なポストにおられる我が鳥栖市民劇団の団長小澤氏を発見。山の上に乗っている左手が小澤氏。締め込み姿がまた一段と男らしい。
鳥栖山笠の劇なんてできたらどんなにか素敵だろう。鳥栖山笠の実演などもできればいいが、鳥栖市民文化会館大ホール裏口のキャパがそれをきっと許さないだろう。
鳥栖山笠の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。