駅前開発が著しい鳥栖駅周辺にあって、昭和レトロな商店街がそのまま残る文化遺産に等しい中央市場商店街の一角にお店がある。
この商店街を敢えて選んでつい歩いてしまうのは懐古的にさせてくれるからだろうか?
鳥栖市民のソウルフードといっても過言ではない八起のキャンデー。創業は戦時中からだそうな。お父さんお母さんから、じいちゃんばあちゃんまで子供時代に食べていたであろう八起のキャンデー。
現在は種類がかなり豊富になっている。写真を見て今気付いたが、メニュー表の黒マルの?マークは一体何ぞや・・・?
店内には額に飾られた絵画がひしめき合う。
風景画は写真のようで全てが手描きの絵なのが驚き。昭和時代の駅前の風景が鮮やかなカラーで残っているという事は写真よりも大変貴重な資料なのではなかろうか。
これも有名な事だがこれらの絵はすべてオーナーの日山さんご自身で描かれたもの。
定番のミルクをチョイス、¥100!
後世に受け継ぎたいアイスキャンデーである。
味は勿論うまし。この味は他所では絶対味わえないね。
八起のアイスキャンデーあるあるだが、棒の割箸がナナメに入っているので、上から順に食っていくと後半戦でアイスが落下するという惨劇が起きる。
もしそうなっても落ち込む必要はない、なぜなら人生は七転び・・・・だから。
と、お後が宜しいようで^^;
いつか鳥栖市民劇団の演劇でも「八起のアイスキャンデーが・・・」みたいなセリフを織り交ぜてみたい。っていうかかつての演劇で既に取り込み済みなのかもしれないが。